斉藤由貴さんの離婚が明らかになったのは2024年12月22日(日)。スポーツ紙の取材に「事実です」と認めたことにより発覚し、事務所が正式に発表した。
斉藤由貴さんが離婚にいたった理由については、詳しく報じられていないものの、一部のニュースでは、斉藤由貴さんの不倫について触れたものもあった。
背景には何があったのか、斉藤由貴さんの離婚報道について切り込んでいきたい。
世間に大きく注目された話題だったよ。
斉藤由貴の離婚歴は1度。2024年12月に離婚の事実を認める
斉藤由貴さんの離婚歴は一度。1994年に結婚した一般男性と離婚したのみとなっている。
2024年12月22日(日)斉藤由貴さんは、所属事務所を通して「離婚は事実です」と発表した。
斉藤由貴さん 離婚していた 所属事務所が認める 「離婚をしたのは、今年の春頃」「プライベートは本人に任せている」 https://t.co/KUdpEwrRD5
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) December 22, 2024
所属事務所は本紙に「離婚は事実です」と認めた。「プライベートは本人に任せています」とし、慰謝料の有無、財産分与などに関しては明らかにしない。
Yahoo!ニュース/スポーツ報知
結婚後も、時折報じられる恋多き様子に度々驚かされることがあったが、久しぶりの衝撃報道に、世間の関心も再び斉藤由貴さんへと強く向かった。
何かと話題の多い方だったよね。
斉藤由貴が離婚した時期
斉藤由貴さんが離婚した時期については、2024年の春ごろとされている。
俳優・斉藤由貴(58)が、結婚30年の今春に離婚していたことが22日、分かった。所属事務所の関係者がENCOUNTの取材に「半年ぐらい前に離婚したことは事実です」と認めた。
ENCOUNT
関係者は「離婚は春ごろと聞いています」とし、慰謝料などについては「プライベートのことなので関知はしていません」と話している。
日刊スポーツ
斉藤由貴さんをよく知る所属事務所の関係者によると、「春ごろに離婚した」のだそうだ。離婚の発表があったのは12月。3月〜4月ごろに離婚したとして約9ヶ月後の発表となる。マスメディアの取材で離婚が明らかにされなければ、ずっと公表しない可能性もあったのではないだろうか。
わざわざ発表する理由もないものね。
斉藤由貴の離婚理由とは?不倫の影響も囁かれる
斉藤由貴さんが離婚した理由については、詳しく明かされていない。しかし水面下では、不倫や信仰が関係しているのではないかと、さまざまな憶測が飛び交っているのだ。
斉藤由貴に報じられた2017年の不倫報道
2017年、斉藤由貴さんに不倫が報じられた。最初に不倫をスクープしたのは週刊文春で、お相手は当時50代だった男性医師・T氏。斉藤由貴さんとT氏が、仲睦まじく手を繋いで逢瀬を楽しんでいる様子を、写真付きで報じたのだった。
また、最初のスクープの証拠固めをするように、写真週刊誌FLASHが、斉藤由貴さんの下着を頭から被っているT氏の写真と共に、不倫の様子を再び報じた。これにより斉藤由貴さんは不倫を認めざるを得ない状況に。メディアの取材によって追い込まれた斉藤由貴さんは、所属事務所を通してT氏との関係が事実であることを発表したのだ。
不倫相手となった医師のT氏はこの報道後「離婚」となったものの、斉藤由貴さんは夫との婚姻関係を継続。2人の間にいた子ども達のことを考えての結論か、などと推測も飛び交った。
医師との不倫が続いていた?
最初の不倫報道から7年経った2024年の9月には、斉藤由貴さんとT氏の不倫が継続している事実が報じられた。
斉藤由貴(58)がまたも世間を騒がせている。本誌は、9月10日、58歳の誕生日当日を迎えた斉藤が、背中が大きく開いたワンピース姿で、’17年にW不倫が報じられた60代の医師・T氏の自宅を訪れる様子を目撃。二人の関係が今も続いていることが明らかになったのだ。
女性自身 2024年10月8日配信
また、2023年10月の終わりには、T氏のクリニックのドア越しに「入れて!閉めないで!」と泣き叫び、警察まで出動する騒ぎになっていたという話が、週刊文春により報じられた。当時の騒動は「狂乱の一夜」と呼ばれ、以下のように書かれていた。
- 場所は不倫相手とされる医師・T氏のクリニック
- 騒動が起きたのは、2023年10月28日の夜8時前後
- 斉藤由貴さんは、ドアノブに掴まり「入れて!閉めないで!」と泣き叫んでいた
- T氏は内部に入れないよう、ドアを押さえた状態であった
- 通報を受け警察が出動、斉藤由貴さんのマネージャーも駆けつける
- 斉藤由貴さんとT氏は現場で事情聴取を受けた
その後の取材にT氏は、「騒動があったあの夜、斉藤由貴さんはまともな精神状態ではなかった」と話したそうだ。一方、斉藤由貴さん側は「あの夜は何もなかった。警察に通報したのは斎藤本人で、その場の状況を受けての対応であった」と語っている。また、T氏との交際は、不倫が発覚した2017年以降していないというのだ。
しかし、時は流れ2024年9月。再びT氏と親しくしている様子が女性自身によってスクープされた。この記事に書かれていることが本当であるならば、2人の間にすったもんだはあったものの、関係が続いていたということになる。
9月11日朝、T氏の出勤後にマンションから出てきて帰路についた斉藤由貴
女性自身 2024年10月8日配信
本誌は9月18日発売号で斉藤が自宅と、恋人の60代医師・T氏が住むマンションを行き来する生活を送っていることを報じた。それから3カ月、彼女の“二重生活”はいまも続いている。
女性自身 2024年12月23日配信
「だいたい生脚」斉藤由貴 不倫継続でも仕事に影響ナシ…スタッフ魅了する現場での“飾らぬ妖艶ぶり” https://t.co/OCdIURDfat pic.twitter.com/cY2pYrvNMV
— ニフティニュース【公式】 (@niftynews) September 28, 2024
やっぱり交際は続いていたってことなのかな…
2024年春に離婚に踏み切ったワケ
医師との不倫現場をバッチリと写真に収められ、言い逃れができない状況で不倫が発覚してもなお、離婚に至らなかった斉藤由貴さんが、それから7年近くも経過した後に離婚に踏み切ったのには理由がありそうだ。
あと2年足らずで還暦を迎えるという年齢に差し掛かってきた斉藤由貴さんは近年、自分の老い先を意識した発言が多くなってきていたという。残りの人生をいかに過ごすべきか。自分はどうあるべきか。余生について、これまでよりも深く考えている様子が見て取れるようになってきたのだ。
私が今、日常の中で思うことは「人生ってあっという間だな」ということなんです。自分にとって“死”だったり、“人生の終着点”というものが、意外と身近になってきたなって。
オリコンニュース
また、不倫発覚当時、3人の子どもたちは中高生くらいと、まだまだ両親のサポートが必要な年齢であったが、それから7年の月日が経ち、子どもたちも両親の手がかからないまでに成長した。子育てという大きな役割を終えて、斉藤由貴さんは自分の人生をどう生きるかについて考える時間も増えていたに違いない。
夫と2人きりで過ごす時間がますます増えていく環境の中で、夫婦で一緒にいる意味について深く考える機会も度々あったのではないだろうか。
週刊誌の報道によると2017年に不倫が発覚した医師のT氏とは、7年経った今もなおずっと連れ添っているという。斉藤由貴さんの中で、夫と過ごす余生よりも、心惹かれるT氏と過ごすことに重要な意味を感じたのではないかと、筆者は思う。
下の子どもたち2人も無事大学に進学し終え、長女の芸能活動が軌道に乗ってきた2024年は、斉藤由貴さんが新しい人生を踏み出すのに、最も適した時期だったのかもしれない。
不倫発覚後に離婚にならなったのはなぜか
不倫が発覚後、すぐに離婚にいたらなかった理由も大いに気になるところだ。多くの夫婦はお互いの信頼関係が著しく損なわれる事態が起きた際、その後、別々の人生を歩むことを選択するが、斎藤夫婦はそうならなった。なぜか。それは、「離婚するメリットがなかった」ことと、「信仰の影響」があったからではないかと、考えられる。
離婚するメリットがなかった
週刊女性のある記事には、「斉藤由貴さんの家庭の場合、不倫が発覚しても家庭が壊れ切らない環境にあり、離婚するメリットがなかったためではないか」と報じられていた。
旦那さんやお子さんがご自身の不倫を容認しているかは別として、不倫をした結果、「家庭が壊れきらない」ことが知れたことで、もしかしたら御本人的にも、わざわざ離婚を言い出したりするよりも、現状維持を選択しようと考えている可能性はあります。
女性自身 2024年10月8日配信
離婚発表時、25歳になっている長女の水島凛さんは、斉藤由貴さんの不倫発覚当初はまだ18歳前後。次男は13歳、次女は12歳と、まだまだ両親のサポートが必要な多感な年頃にあったのも、離婚に踏み切らなかった理由のひとつとも考えられる。
また当時は、娘の水島凛さんが芸能界へ進出する前で、母である斉藤由貴さんの離婚ダメージがいずれ来る娘の門出に悪影響を及ぼすことを避けたという理由も考えられる。さまざまな問題を考慮した結果、斉藤由貴さんの家族は、従来通り家族としての形を維持することを選んだというのが、すぐに離婚しなかった理由の大結論ではなかろうか。
斉藤由貴さんの家族は、母の不倫発覚後、離婚によりバラバラに生きる道よりも、家族として従来通り生きていく道のほうがメリットが多いと感じ、離婚という道を選択肢から外したのだった。
その後、家族としてこれまで通りの日々が過ごせたのかは語られていないが、一時期家庭内がギクシャクした日々もあったのではないかと思う。それでも、元々一方のDVやモラハラ、金銭トラブルなど生活に大きな影響を及ぼすような問題のなかった斎藤一家の場合、いっときのギクシャク程度は、離婚によるダメージと比べたら、遥かにマシなものだったのではないだろうか。
芸能界の荒波を潜り抜けてきた斉藤由貴さんなら、それくらいの出来事は問題とも感じない程度の状況だったのかもしれないね。
夫婦の信仰も影響を与えていた
斉藤由貴さんと夫は、熱心なモルモン教の信者として知られている。モルモン教は、暮らしに及ぶ戒律が厳しいことでも知られる宗教だ。アルコールはもちろんのこと、コーヒーや紅茶、緑茶の嗜好品の摂取は禁止。タバコを嗜むことももちろんNGとされている。婚姻関係にない男女が性的な関係を持つこともタブーであり、離婚に関しても「重大な違反」として扱われ、場合によっては破門という処罰を受けることになると言われている。
離婚は重大な違反と見なされ、教会からの破門につながる可能性があります。離婚した人は,神殿に参入する資格などの特定の特権を否定される場合があります。
CORONA
斉藤由貴さんの信仰深さはもちろんのこと、夫は、熱心な信者である上、教団内では幹部的な役割にもついているほどの人物であるという。その2人が戒律を破ってまで離婚を選択する可能性はゼロに近く、実際に斎藤夫婦は離婚にいたらなかった。
不倫相手となった医師・T氏もまた、斉藤夫婦が離婚しない理由について「宗教の問題だ」と語ったという。
「彼女が離婚問題に差し掛かっていて、そのことについて僕は相談を受けています。僕が離婚して、彼女がなぜ離婚しないのか。それは宗教の問題です」
文春オンライン
離婚すべきかどうかという問題が目の前に起きた時、斉藤由貴さんの家族は離婚という道を選ばなかった。そういう答えを選んだ理由は、離婚することにメリットがなかったことと、信仰の深さが影響を与えていたと思われる。不倫しても、これまで通り家族として生きていける。一般常識ではあまり考えられない状況を成せてしまうのは、「どんなことにもブレない斉藤由貴さんだから」ではないかと筆者は感じた。
【まとめ】斉藤由貴の離婚歴は一度で、婚姻関係解消の理由は余生を考えた結果と思われる
2017年の不倫発覚から7年、お相手であった医師・T氏は離婚となったが、斎藤夫婦は離婚に至らず、その後も家族仲良く過ごしていたという。それから7年の月日が経過し、2024年の春に離婚となった。これが斉藤由貴さんのたった1度の離婚歴だった。
この間、斉藤由貴さんと不倫相手のT氏、斉藤由貴さんと家族の間にはさまざまなことが起こったであろうが、その時に出せるベストな答えに従い、淡々と道を歩んできた斉藤由貴さんの姿がそこにはある。
2024年の春に婚姻関係の解消に踏み切った理由は、夫婦お互いがその後の人生を考えての選択だったようだ。3人の子ども達も大きくなった今、斎藤一家はまた新たな人生を歩もうとしている。周囲からはさまざまな言葉が向けられるかもしれないが、そんなことでブレるような家族ではないのかもしれない。そう考えるとたくましさすら感じてしまう。
不倫発覚直後に行われた記者会見時の、斉藤由貴さんの凛とした姿が、全てを物語っていたのだなと筆者は思う。